近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

技能五輪への道、愛知大会

作成者: 松本 友香里|2019年10月27日

こんにちは。 

秋明菊が至る所で咲いていますね。真っ白な花弁が美しくふっくらと膨らんだ蕾もとても可愛らしいですよね。秋明菊は秋に明るいと書くのが一般的ですが、秋に冥いと書くこともあるそうです。冥は暗いという意味があり、明るいと冥という字で秋の二面性を表したお花のようです。

 

あいち大会まで残りわずか

そんな秋も盛りの涼しく動きやすい時期です。ロシア大会が終わって早2ヶ月…あっという間に技能五輪国内大会が近づいて参りました。

今年の技能五輪国内大会は一人大会なので、世界大会に繋がる大会ではないのですが、二人大会とは異なり何もかもを自分だけの技術で仕上げて行かなければならないという点では二人大会とは違った過酷さがあるのかと思います。

黙々と練習を重ねる近江庭園の出場選手。自分を鼓舞しながら、己と戦って練習を重ねています。

練習を覗きにいくと、自分で時間を測り真剣な目つきで石と睨み合いをしていました。彼が重点的に取り組んでいるように、今回の大会では石積みが大きなポイントになっていくのではないでしょうか。

何にせよ一つ一つを丁寧に正確にこなしていくことこそ勝つための方法だと思います。精度を高める練習をしていると彼は言っておりますので、本番で練習の成果が十分に発揮されることを祈ります。

競技作品とは思えないほどの完成度を目指して、残りの期間練習をするのみです!

連日、日が暮れても練習している選手。夜も明かりをつけて暗い中練習しています。

彼は今年で技能五輪大会に出場出来る最後の年になります。今までの自分の経験と練習の集大成を発揮するべく邁進しています。

応援にも自然と熱が入りますね!

良い結果になるように皆様も応援よろしくお願い致します!