近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

挑戦を促す

作成者: 松本 友香里|2021年2月4日

こんにちは。

皆様は恵方巻は食べましたか?私は今年の節分には恵方巻を食べられなかったのですが、先日のお茶の稽古の際に豆を食べることができましたので、なんとか厄払いはできたかと思います。「豆」は「魔目(まめ)」というように魔を滅する力があるとされていました。来年の節分にはしっかりと豆まきをして良い年を迎えられるようにしたいと思います。

 

馴染みのお客様の現場にて

今週から入らせて頂いているお庭の工事は、以前私たちがお庭の改修をさせて頂いたお客様のお庭です。またご縁があり、今回は前回改修させて頂いた場所とは違う箇所の工事となります。

以前私たちが積んだ石積みと手動式のポンプです。この石積みの壁はとても大きく、施工当時は私は入社していなかったのですが、施工から何年も経ってなお抜群の存在感を放っております。

そんな石積みのある大きなお庭ですが、今回私たちが工事を行うのはその少し先にある法面の防草工事です。

急斜面に雑草や雑木が生えてきて手入れに困っているとのことで、今回思い切って工事をすることになりました。ブロックを積みフェンスを立て、法面の部分は厚手の強力な防草シートで覆うという工事です。文字にするとそれほどの大工事ではないのですが、細かく工程を立てていこうと思うとどんな工事も中々骨が折れるものです。

こういう小さな現場から若手の職人に任せていくことを目指して、今回は担当を初めて持つ職人にこちらの工事の担当をお願いしました。先輩たちに色々聞きながら自分で考えた工程で作業を進めていくことは、職人にとって大きな学びを得る場でもあります。

わからないながらも自分が主体となって考えて作業をすることで、経験を積み技術を習得する機会が格段に増えます。

休憩時間も談笑を交えつつ、次の作業の打ち合わせなどを重ね、作業をスムーズに進めるためにみんなで知恵を出し合っています。そうした小さな打ち合わせも大切にしていくことで大きな成果を生み出せるということも、初めて現場を持つ職人には実感してもらえたらと思います。

こちらの現場はあと数日で終わりを迎えますが、会社としてさまざまな職人に色んな機会を与えられるような環境作りが出来たら良いなと思います。そのためには、私も自分の役割を全うしお客様と職人をつなぐ架け橋になっていかなければなりませんね。

これからもその気持ちを忘れずに頑張っていこうと思います。