近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

新しいお庭のお届け開始

作成者: 松本 友香里|2019年3月21日

こんにちは。

会社近くにも早咲きの桜でしょうか、春の風景が訪れています。

大津市の公園では「ハツミヨザクラ」という早咲きの品種が見頃を迎えており、薄桃色の可愛らしい花が沢山咲いています。

日差しが暖かいので外で作業するときは日向ぼっこをしたいような気分になりますね。

 

早速ですが、私たちは現在新しいお客様のもとでお庭造りをしております。

既存のお庭の改修と空き地になった部分に新たにお庭を造るという計画となっております。

新たなお庭になる部分は道路に面しており、向かい側にはカフェの大きな窓があります。周囲の景観も考えながら造っていく、とても造りがいのあるお庭になりそうです。お施主様の意向により、ご近所の方達の憩いの場のような空間にしてほしいとの事でしたので、オープンなお庭ということもあり、近江庭園で造るお庭としては新しいお庭の形をご提供できるのではないかと思っております。

まずは既存のお庭の改修の方から始めていきます。

現在のお庭を綺麗に剪定・掃除し整えたあと、景石や蹲、そして飛び石の位置を変えていきます。

蹲の位置が変わったことにより、お庭の印象や空間の構成がよりくっきりと見えてきました。

和室の雪見障子からこの蹲と筧が見える予定になっています。お部屋の中からみる空間が楽しみですね。飛び石も綺麗に据え直し、軒下の沓脱ぎ石の部分には三和土をしています。

樹木を剪定したことにより、鬱蒼としたお庭の雰囲気が、日が少し入るようになったので全体としてとてもスッキリと明るい印象になっているのではないかと思います。こちらのお庭はブロック側に木塀と家側に竹の袖垣を造り、和のお庭に仕上げていく予定です。

お施主様が幼い頃から親しまれていたお庭ということで、その思い出を壊さずさらに新しい思い出をこのお庭で刻んで行けるような場所にしていきたいと思います。

私は作業する職人として、そして設計する職人としてもお客様と関わらせて頂いているとあって自然と力も入ってきます。

まだまだ最初の段階ですが、このお庭も良いものに仕上げていけるよう職人一同全力で取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。