近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

木が集まれば、森になる

作成者: 松本 友香里|2020年7月23日

こんにちは。

春のさわやかな花々ではなく、鮮やかな夏の花が見られるようになってきましたね。

とはいえ山野草たちはいつの季節も清楚な姿です。元気でカラフルな花も好きですが、涼しげな山野草たちの姿を見ていると心が静かになっていく気がします。

 

森をつくる、木を植える

かねてより進んでいるこちらの工事。ついに樹木を植え始めました。植えられるところから徐々に植えていきます。まずは立派なモチノキを。

人間と比べてもこの大きさ。何本も納品されてきた時は根鉢の大きさや樹木の高さに圧倒されました。一本一本レッカーを使って慎重に植えていきます。近江庭園がお世話になっているレッカー屋さんですので、どんな形の樹木も上手に吊ってくださいます。

地下支柱や土壌の改良、植栽と一口に言っても木をただ植えるだけではなく、その一つの作業に沢山のしなければならない要素があります。

電柱と比べてもこの大きさ、この大きさの樹木が何本も植わっていくと考えると本当の森になっていくのが想像できます。

植栽マスの石積みもとても良い感じです。高木から先に植栽しておりますので、そのあとに中木・低木・下草と続きます。石積みのときはあまり出番がなかった私ですが、徐々に森の形ができてきたので、植栽計画を真剣に考えなくてはなりません。どんな森にしていこうか、試行錯誤しています。

高木だけでもすでに森らしくなっているような…しかし、まだまだ木は届きますのでこれから更に森らしさが増していくことでしょう。

ここは写真に収まらないほどの広い敷地です。私が入社してから一番広い場所の工事かもしれません。そんな広い場所がガラッと森になってしまうとあってとても楽しみであり、どんな風に進んでいくのか先がわからずがむしゃらな感じもあります。

しかし、自分にできることを最大限に発揮して工事を進めていけたらと思います。