こんにちは。
紫陽花の季節です。漢字の紫陽花という字は、唐時代の白楽天という詩人の残した詩の一説が由来であると考えられています。「陽光によく映える紫色の花」は元々アジサイを詠んだものか定かでは無かったのですが、平安時代の歌人である源順(みなもとのしたごう)がそのように表現した一説をガクアジサイのことを詠んでいると勘違いして、そのままこの漢字が定着したと言われています。
間違いから生まれたとは言え、雨上がりに日に照らされるアジサイの美しさはこの漢字の表現そのものですよね。
雨続きの毎日ですが、先日の雨は夜中から酷い土砂降りでした。朝、会社に出勤すると会社と母屋を繋ぐ廊下が雨漏りで水浸しに…。
どうやら雨樋が落ち葉や花がらで詰まってしまい、溢れた水が隙間を伝って中に入ってきているようでした。すぐに職人たちと一緒に雨樋掃除へ。
お庭の中の掃除は定期的に行っておりますが、雨樋の中まで見れることは中々無いので、雨樋の中もこのような雨の季節にはしっかりチェックしないといけませんね。その日のお庭は、写真のように雨水で池ができてしまうような状態でした。普段は砂利と苔が流れを表現していますが、この時は本当に庭に水の流れが出現していましたね。
雨の日のお庭も美しいのですが、排水や雨樋などが雨の日にしっかりと働いてくれるように、日々メンテナンスをしっかりとしていかなめればなりません。会社のお庭だけではなく、今つくっているお庭やこれからつくっていくお庭も、見た目の美しさだけではなくそういった部分をしっかりと考えながら計画していかなければならないなと思います。
そんなことを改めて思った梅雨の朝の一幕でした。皆様も雨の日、足元が悪いですのでお気をつけてお過ごしくださいね。