こんにちは。
いよいよ、梅雨入りが始まりましたね。四国地方も梅雨入りしたとの報道があり、関西もいつ梅雨入りになるかなと天気予報を気にする毎日です。
私たちの仕事は外でのお仕事なので天気に大きく左右される場合があります。誰にも読めないことなので、こればかりはどうしようもできません。雨の季節も楽しめるよう、色んなことに目を向けてお庭に触れていきたいと思います。
先日、先月まで工事に入らせて頂いていた愛知県のお庭に竣工記念写真の撮影でお伺いしました。
*近江庭園の過去の竣工記念写真はこちらから。
工事を終えてからひと月ほどしか経っていませんでしたが、花の盛りが入れ替わり、前回まで咲いていなかったものが咲き、木々には緑の葉が付き、お庭が変化しているのがよく分かりました。
お施主様が毎日水やりや草引きをしてくださっているので、お庭が健やかに育っている様子を見ることが出来ました。季節を感じながら生活できるようになった、とおっしゃっていただけると、私たちのするべきお庭の仕事の本分を改めて思い返します。
この日の天候は晴天で、気持ちの良い抜けるような青空でしたが、実はお庭など全体を写したい写真撮影にはあまり向いていない天気でした。影が強く出すぎるので全体の構図を撮影してほしい場合にはあまり向いていないのです。なので雲で太陽がほんの少し隠れる合間を狙って長丁場の撮影でした。
細かい草引きや枯れ枝等の剪定、その他細かい苔の捕植などをしながら撮影の好機を待っていました。
辛抱強くカメラマンの方が妥協せず綺麗に撮ってくださったのでとても良い記念写真が出来上がると思います。
何度かブログでお伝えしているかもしれませんが、私は自分たちが手掛けたお庭のその後まできちんと見届けていく、育てていくことが大切だと思っています。
今後ともこちらのお庭もずっと育てていき、年を経るごとに良くなっていく風景をつくっていくことが、良い仕事と言うに相応しいのだと思います。末永くお庭と向き合ってゆけるように日々邁進していきたいですね。
また違う季節の表情がある時にお伺い出来たら良いな、と思いました。
それでは。