こんにちは。
最近はめっきりと寒くなってきて、秋雨の降る日も多いですね。そろそろ北の方では霜の降り始める季節でしょうか。暦の上でも「霜始降(しもはじめてふる)」という季節になりました。だんだんと勢いをなくしていく植物たちの姿がうら寂しくもあり、反面、静かな冬の訪れを楽しみに待っている自分が居ます。
先日、近江庭園でウッドデッキの施工工事がありました。こちらの工事は近江庭園の職人と共に、いつもお世話になっている大工さんと一緒に作業をする形で進められていきました。
こちらの砂利が敷かれている部分をウッドデッキに仕上げていきます。
普段大工さんと一緒にお仕事することが無いので、他の職種の職人さんから学べることが沢山あります。近江庭園でも木工の仕事はさせて頂いておりますので、大工さんと共に作業した職人は良い経験になったと思います。
こういった細かい部分の加工はさすが大工さん…!という綺麗な仕上がりです。使用する道具も私たちとは全く違うものを使用していたり、効率よく綺麗に仕上げる方法は私たちが日頃行う木工の作業とは一味違うものがありました。ウッドデッキや木塀などはお庭を構成する要素の中でも重要な部分になることがあります。そんな部分だからこそ、本職の方の手元をよく見て作業できた経験は次に生かされていくでしょう。
作業が進めばあっという間にデッキは完成していき、お庭の空間が一変しました。
とても綺麗な仕上がりになったと思いませんか?真ん中の板石の部分にバーベキューコンロなどを設置して外でのアクティビティを楽しむそうです。
大工さんの仕事と一緒にした仕事なので、細部に至るまで効率よく仕上げられたかと思います。違う職種でも仕事の取り組み方や工夫できる点は造園でも生かせることが沢山あります。
今回の現場で学んだことを次の現場でも生かせるように仕事をしていけるよう心掛けて取り組みます。