近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

見違えていくお庭の姿

作成者: 松本 友香里|2020年1月23日

こんにちは。

福寿草の蕾が開いてきました。小さいけれど十分華やかな福寿草。花言葉の一つに「幸せを招く」という意味があります。名前にも「福」と「寿」と入っていてとても縁起が良いですよね。この花の力にあやかり、私も福を呼べるようになったらいいのですが。

その為には日頃から自分を律して良い生活、仕事を心掛けていかなければなりませんね!

 

姿を現してきた流れ

現在進んでいるこちらの工事ですが、どんどん進んでその流れの姿が見えてきましたよ。

池の底面に鏡面加工の板石を贅沢に張っていきました。今は少しセメントなどが付いていますがピカピカの仕上がりになっていきますね。

水が張った状態を早く見てみたいです。

堰を積み直し、自然な造形になるように気をつけながら流れをつくっていきます。お庭の中の高低差がだいぶありますので、池というよりは山の中の渓流に近い流れになっていくのではないでしょうか?

既存の石の園路はヒールを履いた方やご年配の方には少々歩きづらかった部分があったのですが、お客様の通られる動線もこの工事を機に新しくなりますので、お庭をもっと楽しみながら歩いていただけるようになるのではないかと思います。

工事前の写真がこちらになりますので、大きく変わっていることがわかりますよね。

まだ工事の途中ですので、植栽や園路がもっと進んでいけばさらに綺麗で快適なお庭になっていきます。引き続きより良い空間を目指して頑張って行きますね!