近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

近江富士の裾野で

作成者: 松本 友香里|2018年11月22日

こんにちは。

サザンカが咲き誇り、段々と山の木々も色付き始め、冬に向かってどんどん寒さが鋭くなってきていますね。🍁

会社でも鼻をすする人や風邪気味の方が多いです。皆様も体調にはお気を付けください。

 

昨日は最近入らせて頂いているこちらの現場へ。

 

 家と家の間に大きなデッキを設けたこちらの現場、まだ全容が見えてきませんが、窓から窓と二つの家をデッキが繋ぐ構造となっており、そこに住む人たちがどんな風にこのデッキを活用してくださるのか楽しみなところですね。

こちらは家の横と玄関ポーチの写真です。

玄関ポーチの横にはこちらのお家で以前使用されていた瓦を再利用した三和土の部分になっています。

家の横には、躙り口のような窓が設えてあるので、そこから蹲や飛び石、三和土が見えますね。

まだ整えられた状態になっていないのでここに植栽や照明が入ったところを想像してどんなお庭になるかイメージを膨らませています。

和の心を大切にする庭づくりを心掛けていますので、こういった蹲や飛び石のある現場は、石がどのような配置が美しいのかなど、日本的な美意識を学べる良い機会になっています。

実は最初に紹介したデッキ、真ん中の部分に石積みの植栽マスも設置します。

木漏れ日を感じるデッキに仕上がることを願いながらの作業です。

まだまだお庭の全体像は見えてきませんが、こちらも今から完成が楽しみですね!

またこちらのブログでもご紹介させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。