近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

金色の野

作成者: 松本 友香里|2019年6月2日

こんにちは。

今の時期の滋賀県は麦の穂が実りを迎え、田んぼと麦畑が青色と金色のコントラストを生み美しい情景となっています。今の季節は「麦秋至(むぎのときいたる)」という暦です。麦秋という言葉がぴったりの風景が広がっています。小麦色の景色に思わず車窓から目を奪われてしまう今の季節です。あいにく今年の写真がなくこちらは去年の写真ですが少しでも皆様に情景を味わって頂けたらと思います。

 

金色に輝く野を見ながら今日も私たちは駆け回っております。

先日から何回かお伝えしている京都の店舗も無事に完成を迎えることが出来ました。小さな空間ですが、お庭があることでより良い空間を立ち寄ってくれる皆様にご提供出来ましたら何よりと思います。

オープンされているとのことですので、もし 京都に足をお運びの際には何処かで皆様に見て頂けるかもしれません。

 

そして、こちらも先日始まったばかりの京都のとあるお庭造りです。まずはお車を入れる駐車スペース造り、そして家の主庭造り。暑い日差しの中でも頑張っております。

 

木塀、とても良い感じですね…!

だんだんとお庭が形になってくる過程というのは、ものづくりを生業としている私たちにとっては本当に楽しいことだと実感します。石積みや石張り、技術やデザイン性も勿論大切ですが、お客様の思いに寄り添いそれを形にするということを忘れずに作業してゆきたいですね。

今週も頑張っていきましょう!