近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

鐘楼の復元

作成者: 松本 友香里|2021年3月7日

こんにちは。

日差しが暖かい日もあれば、急に小雪がちらつく日もあり、三寒四温の毎日ですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか?風邪をひいているわけではございませんが、近江庭園の職人の半数が花粉症に悩まされているため、くしゃみや鼻声の職人が多いです。風邪だけでなく、花粉の対策もばっちりとしてお過ごしください。

 

石積みが直ってきました

1月の記事の中でご紹介した鐘楼の工事が徐々に進んできています。

丁張から石積みの基礎打ちを行い、既存のものと合わせて石を積んでいきます。今回は石材屋さんの力も借りつつの作業となっており、我々だけの仕事ではないのですが、石を専門に扱う方々の仕事からも何か学べることがあるのではないでしょうか。

私たちの仕事の中で石というものはとても重要なお庭の要素なので、違う業種の方の扱い方は気を配ってみるようにすると、お庭づくりにおける石の使い方に応用できるかもしれませんね。

みるみるうちに積み上がってきましたね。残すところあと1段です。中々このような復元のお仕事をする機会は少ないので、何か学びが得られるよう最後まで綺麗に仕上げていきたいと思います。

続きはまた次回に。どうぞお楽しみに。