近江庭園のお庭トーク | お庭のプロが厳選するお庭づくり・盆栽づくりのための季節の花だより

秋の味覚の代表格!栗を拾って秋をめいっぱい楽しもう〜炊き込みご飯編〜

作成者: GardenPorter|2015年10月1日

モミジが色づき始めたこの季節、美しくうつろう風景と共に我ら日本人を待っているのは・・・そうです。食です。食欲の秋です!

今日は秋の味覚の代表格ともいえる栗を拾って、炊き込みご飯をつくるまでの様子を書いていきます。

栗を「使って」ではなく「拾って」なのがミソです。

普通のグルメブログではない、道端で拾ってこそがGardenPorterです。

栗を拾おう

先日の現場には大きな栗の木があって、足元にはたくさんの栗が。

落ち葉拾いの応援に来てくれているおばちゃんが、イガイガの剥き方を伝授してくださいました。

靴で踏みながら、鎌で一撃!

するとイガイガの中からつやつやの茶色い栗が。

この日は栗拾いに明け暮れました。もちろん仕事もちゃんとしましたよ!

Let's 調理!

さあ、栗を持ち帰ったなら早速調理開始です。

まず、熱湯に30分程つけておきます。

こうすることで皮が柔らかくなり、剥きやすくなります。

そしたら包丁で、鬼皮を剥いていきます。この茶色い殻、鬼皮というのだそうです。

剥くとこんな感じに。

やっと終わったと思ったら、内側にはまだ渋皮が残っていました。

これを剥くのが結構大変なんです・・・。

剥けました!

そうしたら研いだお米にお酒、みりん、塩を少量ずつ加えます。

最後に栗を入れて・・・スイッチオン!

さあ、ちゃんと炊き込みご飯ができるのでしょうか。

実食!

こちらが出来たてほやほやの栗の炊き込みご飯です。

ん〜。思ったより見た目は悪くないですが、食べるのにはちょっと勇気がいります。

それではいただきます!

まずみりんの香りが口いっぱいに広がります。ちょっと入れすぎたか?でも美味しい。

そして問題の栗。今日の主役の栗。炊く前とは比べ物にならないくらい柔らかくなっている・・・!

舌の上で今にも崩れそうな栗をひと噛み・・・あまーーーい!!!

なんという甘さでしょう。市販のむいちゃいました系を凌ぐ甘さです。

こんなに自然そのままの栗が甘いとは知りませんでした。

栗のイガイガに痛い思いをしながら拾って、地道に皮を剥いた努力が今報われました。とても美味しかったです。ごちそうさまでした!

いや〜秋って素晴らしいですね。

次回もこの栗をつかってなにかしようと思いますのでお楽しみに。

記事・・・飛田亮

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