比叡山の山頂にある「ガーデンミュージアム比叡」について前回から引き続き書いていきます。
↓前回の記事↓
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前回紹介し忘れたのですが、入口のお花畑の中にお気に入りの花を見つけました。
「アストランチア」という花で、なにか不思議な魅力があります。
今まで切り花としてしか見たことがなかったので、感動してしまいました。
2枚目の写真をよく見ると「すごく強い信念を持ったアリ」が一匹登ってきていました。よく登ったなあ。
花畑を抜けると、また花畑があるのですが、ショーガーデン的なお庭もいくつかありました。
なんと可愛らしいのでしょうか。思わずあのイスに座ってみたくなりますね!
でも私は「何事も実際座るよりも遠くで見ていた方が美しい」という哲学を知っているので、決して座ろうとしませんでした。
でもそこへ子どもたちがやってきて、滅茶苦茶楽しそうにはちゃめちゃなイス取りゲームをやり始めたので、なんだか負けた気がして悔しかったです。
そんなことより気になったのが、両端の黄色いレモンみたいなやつです。
その正体は「フォックスフェイス」別名ツノナス、カナリアナス。レモンではなくてナスでした。
確かに果実の形が狐の顔のように見えますね!残念ながら毒があるらしく、食用にはむいてないです。
学名は「Solanum mammosum」。mammosumとはラテン語で「たくさんの乳頭突起をもつ」という意味だそうです。
なので「Tobita mammosum」を要約すると「たくさんの乳頭突起をもつ飛田」となります。それだけです。
ちなみに先ほどの子どもたちに、「これ、レモンじゃないから食べちゃだめだよ!」というと完全にシカトされました。
少し歩くと大きな球状の寄植を発見しました。
丸いボールに苗を植える穴が空いていて、なんとなく「風の谷のナウシカ」に出てくるオームみたい・・・と思っていると後ろに「もののけ姫」のコダマがいたので本当に怖かったです。
ここまで来ると低木が多く植えられていて、
枝が必ず3つに分岐する「ミツマタ」という木や
紅葉真っ盛りの「ニシキギ」に出会えました。
花だけでなく樹木も楽しめます!
以上、続きは後編で!
記事・・・飛田亮
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