2019/06/17

ロシア大会への道、彩りを操る

こんにちは。

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車いっぱいの花を乗せてとある場所へ…。

今回のブログタイトルからもうお分かりの方もいらっしゃるかとは思うのですが、今日はWorldskills2019の練習に密着していきたいと思います! →  

特別に私も練習に参加させて頂けることになり、選手と共に勉強をしに奈良県へと向かいます。

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今回は植栽に特化した練習をということで、外部から講師の先生をお招きし、二日間植栽みっちりと学ばせて頂きました。

まずは座学から。色相環とカラーモデルの紙を用いての理論的な色彩の構成について学びました。

普段植栽の配植を決定する時にここまで理論的に考えたことがなかったので、こちらのお話は大変参考になりました。私は学生の頃に色彩検定を取得していたので、過去に勉強したことの記憶を辿りながら、植物を扱うためにはどのようにしたら美しい配植が生まれるのかということを考えました。

同じ色のように思えても、明度や彩度、進出色や後退色、色には数えきれない種類があります。それらを上手に組み合わせることで調和の取れた美しい植栽が仕上がるのですね。先生が造られた過去の作品の写真を見せて頂きながら話を聞くと、色合いや植物のテクスチャーの違いで魅せ方を変える方法というのがいかに美しさを生むのかということを見せて頂きました。

そしていよいよ実践練習です。

まずは植物を種類別に並べるところから。一年草、ハーブ、野菜苗など様々な種類の植物を揃えました。

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試行錯誤の末造り上げた自分達の花壇は、先生によってどんどん直されていきます…、先生のアドバイスを 聞く選手達の顔は真剣そのものです。

ありものの植物で仕上げなければならない難しさを身に沁みて感じています。自分でセレクトしたものではなく、用意されたものでどれだけ良いものを仕上げられるかというところに技量が出てくるのですね。

先生が手直しされた後の花壇はやはり素敵に仕上がっているので、選手達も深く頷いていました。

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1日目は覚えることが多く、選手達も頭がパンク状態だったと思います。

ですが、worldskillsでは植栽の配点が高く、植栽は勝つために絶対必要なスキルなのです。決まっている図面を正確に仕上げていくのも非常に大切なことですが、各国の選手たちとパッと見てすぐに差がつけられるのは、自由度の高い植栽なんですよね。

自分の感性や人の感性はもちろん同じでは無いですが、人を頷かせるものを造るためには、感性だけでなくやはり知識も重要なんだなとパンク状態の頭で思います。

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2日目も朝から実習作業。

この日は前日に先生から言われていた「赤・白・黄」の色をメインに花壇を造るという課題の作成。先生がいらっしゃる前に造り上げなければなりません。自分たちで担当を決め、昨日学んだことを参考に配植をしていきます。

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こちら出来上がった花壇です。昨日の作品より、格段に良くなっているのがわかります。

色合い、草花の形、それらを考えて選手達が選んでいるのが伝わりますよね。

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水景や大きい面積の花壇、ポタジェにも挑戦しています。やはり面積が大きくなるにつれて難易度もあがっていくようです。先生からの的確な指導を受けながら、選手達も手応えを感じてきたような…。

練習を重ねていくことで、感覚と感性を養っていくのでしょうね。私も出場するわけでは無いのですが、日々研鑽を忘れないようにしないといけませんね。

ちなみに、私が選手達に事例として1つ花壇をさせて頂いたのはこちら。

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涼感のある花壇を、ということで、選手達が大きな花壇を作成している横でひっそりと造らせて頂きました。

自分で造るのはやっぱり難しい!

ですが良い経験です。この2日間、選手たち、先生の補佐をしながら自分も多くのことを学ばせて頂きました。自分がお客様のお庭を造るときに、今回の経験は良い影響をもたらしてくれると思います。

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選手達も本当に2日間で多くを得たと思います。

大会まで残り僅か2ヶ月となりました。体力的にも精神的にも辛くなってくるかもしれません。微力ではありますが、全力でサポートさせて頂きたいと思います!

皆様もぜひ応援宜しくお願い致します!!

 

投稿者: 松本 友香里

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