近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

竹垣講習に参加してきました。

作成者: マネージャー|2016年12月5日

先日、造園技能講習へ参加してきました!

今回つくるのは・・・

臥龍垣【がりゅうがき】

親柱の無い、巻き玉縁と乱れ組子で形成する、龍が如き竹垣です。
創作竹垣の一種で、光悦寺垣や九頭竜垣の応用とされます。
臥龍と我流の意も込められています。

見たことある人と、巻かれた手ぬぐい。。笑
地元内外から、30名程が集まりました!

真竹【マダケ】を使用します。
竹割包丁を用い、組子や玉縁に使う材料を割っていきます!

その後、杭や鉄筋をくねらせ、原型となる形づくりが出来上がると
先程、割って用意した材料で、組んでいきます。

玉縁となる中身は、竹箒の穂を利用。
穂をアンコとして、細く割った材料を巻きつけていきます。

銅線で結束、シュロ縄で飾り、、

最後は遊びココロをくすぐる、秋の蜻蛉が龍の背に留まりました。

何かをつくるというのは、愉しいですね!

様々な経験や知識を持ち合わせた人が集まると、
教え合い、助け合いが生まれ、完成したものの達成感も大きくなります!

あーだ、こーだと言える仲間がいる現場は、
いつまでも創意を夢中にさせてくれます!

また、来年も講習会が予定されているので、
参加して、その模様をお伝えしていきますので、お楽しみに!