ちょっとまえ、こんな展覧会を観てきました。
雪月風花 :亀屋良長の和菓子展
「暖かい陽気の中で花が開き、夜になると月が優しくそれを照らす。太陽と星が移り変わる季節。和菓子は繊細な姿の中に大きな自然界の物語の広がりを含んでいます。今回、私たちは京都で200年以上の歴史を持つ、老舗の京菓子司『亀屋良長』と一緒に和菓子の物語を空想してみました。
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器は舞台、和菓子はこの舞台で語る。朽ちた木の上に新しく芽生えた新緑、屋根瓦からふわりと落ちた白い雪…。このような和菓子を見たとき、あなたはその中にどんな風景を見つけるのでしょうか。」
・・という、主旨内容。
残念ながら、会期は昨日迄でした。。
菓子という事実を忘れるくらいに、うつくしく、奥ゆかしく。
全体の構成や、間・配色や器との調和。
菓子が主体の展示会ですが、庭との通ずるところも数多く。。
東山から吹き抜ける風も、とても居心地のよい展示空間でした。
菓子展とあって、思わぬ実食も叶いました。
京都市内からはすこし外れた、哲学の道の隠れ家的アトリエ。
今後の展示と内容が気になるところです。