近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

TIFG初日:4月6日

作成者: 寺下 真司|2010年4月6日

無事初日が終了しました。

まず、昨日いれた土を含め、全体的な整形をします。

その後、主となる大きな松を植栽。

この松は、以前に石川県まで仕入れにいったアカマツで、自然の厳しい環境で育ったため、味のある幹の表現を生かした形で植栽していきます。

その間にほかのメンバーで、与えられた敷地内に山の起伏を表現するために、縁の土を止めるために枕木を据えていきます。

これは明日行う作業の位置をだしています。

そして、次に主な庭石(われわれは景石:けいせき とよんでいます。)を据え付けていきます。
この石は高知県産です。

よくよく考えてみれば、全国の材料が大集結ですね(笑)

まだまだいろいろな材料がでてきますよー!

社長の指示で、

社長「ここほれ!」

社員「ワン」とはいいませんが、「はい!!」

社長「こっちにむけろ!」

社員「ワン」

社長「ここにつちをいれろ!」

社員「ワン」

といいチームワークで

どんどん石と木が入っていきます。
いつも思いますが、うちの社長、決断が早いんです。これが。

こちらわが社の3人娘のうちの一人。

宮崎県出身。

この大会を最後に、弊社での修行を終え、地元に帰ります。

さて、社長の指示でどんどん作業をすすめていきます。

今回の大会の準備・施工にあたり、

日本造園組合連合会 八王子造園組合 青年部の皆さまにご協力をいただいております。

また伝統的な庭の技術を身につけるための、技術講習会を兼ねていますので、
時間をみつけて、若い八王子の方々にコツなどを教えているところです。

と、あっとゆーまに初日が終了。全体的なできあがりは出来上がりをお楽しみに!

ちなみに他の出展者はこんな感じ。それぞれ個性があってどのような庭になるのか楽しみです。

※これ、オリーブの木なんですが、樹齢800年みたいです!!!

とくにお隣さんの竹内さんは、大きな切り株を何本も使われていてどのような庭になるのか、みな見当がつきません。