近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

柚子の里

作成者: 寺下 真司|2010年10月13日

地元でのお仕事です。

私の地元は、苗鹿(のうか)と読みます。

よく聞かれます。なんて読むんですかと。

これを機会にぜひ覚えてください。

さてこの苗鹿。地元では柚子がたくさん植えられており、自称柚子の里となっています。

それを表す看板が腐ってしまったため、新しい物(半永久的にくさらないもので)に取り替えます。

新しい看板はこちら。

まずは穴掘り。

そして次に柱の基礎となるコンクリート基礎を入れます。

頑丈な基礎でしょ(笑)

そしていよいよ。看板を設置します。
設置後、柱をコンクリートでしっかり固めて、固まるまで養生します。

この看板。私達の業界では、擬木といって、コンクリートで作られていて、木製と違い、腐らないようにできています。が、重い。とてもじゃないけど、人では持てないくらいなんです。

これから新しい看板として苗鹿の案内役になるのですが、
苗鹿が柚子の里として有名になる日は来るんでしょうか?