近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

今日の患者さんは大きなクロマツ。

作成者: 寺下 真司|2013年3月13日

樹木も年月がたちますと、弱ってきたり、腐ってきたりします。

腐ったままで放置をしておくと、雨水などがたまり、さらにくさります。
 
これ以上進行をすすめないために、手当をします。
 
ずばり樹木への医療行為です。
 
今回の患者さんはこちら。
 
ずいぶんと大きな穴があいています。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、穴の大きさは約1.5mもあります。
 
 
 
 
で、どうするか。
 
 
少し前にご紹介をしていろいました、 これを使います。
 
 
 
え!やっと答えがわかるのか!?
 
 
はい、すみません。。。
 
 
やっと答えをお伝えします。
 
お待たせしました。
 
ではさっそく。
 
 
 
 
 
まず穴の中を掃除します。
 
そして、その中に除湿効果のある木炭を入れ、大きな穴をうめるために、
断熱材をつめているところです。
 
 
そして断熱材のすきますきまに、ウレタンを注入していきます!
注入直後はこんな感じですが、
 
 
はい、ここまで膨れました。
 
 
 
非常に、
 
 
気持ちわるい!!!
 
 
でも生き物ではありませんので、ご心配なく。
 
 
最後に今回の治療した部分が目立たないように、茶色に着色し、完了です!!
 
 
 
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