次は長い板石はりです。
とてもきれいにならびました。
今回の板石は中国産の御影石なのですが、加工されてから長い年月がたっているため、
新しいという表情はまったくなく、表面の色おちつき、石の形としても丸みがあり、いい味をだしています。
お庭仕事の際、事前の材料選びがとても重要なポイントです。
石選び、樹木選び、植物選び、壁の色選び、照明器具選び、
建築工事ほどではありませんが、とても多岐にわたります。
そして、既製品を扱えばよいということではなく、今回のように落ち着いた和の雰囲気にしたい場合、
新しい材料を使用すると、その材料の新しさがかえって、全体の雰囲気を壊すことになります。
普段からいろいろな素材・材料を探し、その一つ一つをどのように使えるか
常に考えておくことが次回いいお庭を創ることに大きく影響します。
施工の際の技術もそうですが、素材・モノを見る目を養うこともとても重要だなと感じる今日このごろです。