近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

一歩先行く企業でありたい。

作成者: 寺下 真司|2013年8月13日

弊社も昨日12日からお盆休みにはいり、15日(木)までお休みとさせていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
先日、ある取引先に樹木・植物を仕入れにいったときのこと。
仕入予定のモノを軽トラックに積み終わり、さぁ帰ろうと思ったところ、
大津市内の同業者の社長に偶然お会いする機会があり、
(あ!〇〇社長、久しぶりや!)
と思い、おはようございます!!と
笑顔であいさつをしたところ、
こちらの挨拶が完全に聞こえているのに、
無視。。
ムシ。。。
5秒ぐらい待ちましたが、
むし。。。。
こういう時気まずいですよね。
まぁ、いいやとそのまま会長と軽トラに乗り、帰りました。
どうも嫌われているようです(笑)
私は、大学卒業後、東京でコンピュータの会社に4年ほど勤務し、
退職後、実家の家業を継ぎました。
なので、仕事内容、仕事環境ともに180度違う状況で今までやってきたわけなのですが、
昔の同僚・友人と久しぶりにあったときの会話の中で、
お互いの仕事の話になり、「職人さん」って大変じゃない?とよく聞かれます。
正直なところ、最初は大変でした。
そりゃー、そうですよね。
自分より経験の少ない、何もわかってないヤツがいきなりかえってきて、
会社のやり方にズバズバ、口をだしていくわけですから。
衝突も多々ありました。
会長ともケンカしまくりでした。
やめていく社員もいました。
でも、今、自分の考え・思いをつらい抜いてきてよかったなと思います。
私に(?会長に?)ついてきてくれているスタッフに日々、感謝しています。
私自身、大学時代、体育会に4年間身を置き、挨拶・話し方を含め、
日々細かなことでめちゃくちゃ怒られ、走らされ、精神的に鍛えられたこともあり、
仕事そのもののことより、当社スタッフには挨拶・返事・礼儀等については、よく話をします。
技術があるから、年齢が上だから、自分より仕事ができないから、
挨拶をしない、感謝の気持ちを持たない、謙虚にならない、えらそうな態度をとるなど
本当にありえません。
職人だからとか、いいわけになりません。
技術と人間性が備わってこそ、いい職人だと思います。
完成品としてお客様に提供する「庭」の質を向上させるのはいうまでもありませんが、
日々ご支援いただいているお客様に感謝し、
全工程に携わるスタッフの「サービス」に満足いただけるよう日々努力していきたいと思います!!