近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

お庭のイメージを伝える

作成者: 松本 友香里|2019年10月20日

こんにちは。

すっかり肌寒くなって、上着がないと過ごすのも寒い日が増えてきましたね。

肌寒いとは言っても私たちは現場で体を動かしているととても暑くなってしまうのですが、汗で体を冷やさないよう体調管理をしっかりとしていきたいですよね。

 

1/100の世界を見せる

皆さんご存知かと思いますが、私は現場作業の傍ら営業や設計などといった中の作業にも携わっています。

そんな中で以前平木の記事の中で模型を取り上げたものがあったかと思いますが、今回私も模型作りに少しだけ参加させてもらいました。

模型用に使う樹木の用意をしたり、

小さな灯篭を作ったり、

お客様にご提案するための準備としてこの作業に関わることがあまりなかったので、とても新鮮で不慣れな作業だと実感しました。

1/100の大きさの模型でどこまでリアルに伝わっていくかというのは、お客様がお庭のイメージをどこまで広げて頂けるかということに直結していきますので、ここで作業に挫けてしまうとお客様とのイメージの共有ができなくなってしまい、良いお庭への道が遠のくと思うのです。

たとえ、少しのことでも手を抜かず、私たちのイメージをきちんと形にするということの大切さがわかります。

事前のこういった準備があるからこそ、現場の職人たちの作業も捗りますし、技の光る見せ場を作ってあげるためにも、営業サイドがしっかりそれを盛り込んだご提案をさせて頂かなければならないのだなと感じました。

今後私はお客様と接する機会がもっと増えていくのだろうと思います。お客様とのより良いお庭造りのために、現場の技だけでなくご提案の技も身に着けていきたいです。