こんにちは。
今週は梅雨を感じる一週間だったように思います。
今は「小満」という季節です。麦の穂が少し満ちてきた、そんな意味があるそうです。梅雨の雨も、憂鬱なものではなく万物を潤す雨だと思えば、なんだか有難いように感じますね。その雨を受けて、麦の穂は次第に金色に輝いていくのですから。
お客様をお出迎えする場所
以前のブログで、ペットと一緒に泊まれる旅館の庭園を施工しているとお伝えいたしました。現在私たちが取り掛かっている部分は旅館の入り口の部分です。この旅館を訪れるお客様が一番はじめに目にするところを造っています。
入り口に現れる大きな石積み。この大きさの石で積むのは久しぶりなのですが、大きい分とても迫力がありますね。お出迎えの部分になりますので、気合いを入れて立派な石積みにしていきますよ。
小さな石の欠片を詰めていくことで、石積みがより堅固に、そして石の風合いが出ます。
思わず、他の業種の職人さんも見てしまう迫力です。かっこいいですね。石の大小で強弱をつけ、小端を間に積むことでより大きな石の力強さや石の鋭い魅力が引き立ちます。
ロータリーの中心にも石積みをし、こちらの中に植栽をしていきます。
まだまだ建築も綺麗になっていき、それに伴って外回りも整備していきます。
今玄関周りから作業をさせて頂いておりますが、入り口の印象は、お客様の気持ちを安らぎ落ち着かせたり、旅館に対する期待を高めたり、そういった効果がある場所だと思います。華のある、だけれども安らぎのあるそんな雰囲気になっていったら良いですね。
このコロナ禍で日々制限のある暮らしを余儀なくされているかと思いますが、晴れてこの事態が終息しましたら、ぜひ皆様に遊びにきてほしいです!
土もどんどこ入れて、お庭の土台を作っていきます!
さて、どんな仕上がりになっていくのか、皆様ぜひお楽しみに。