2020/02/07

弘匠塾 -大きな庭園をつくる-

こんにちは。

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梅の花が咲き始めています。梅は百花の魁とも言いますから、梅が開いてきたということは、これからまたどんどん花の盛りの時期に近づいて行くということですね。

ですが、今はまだ2月。本来ならば寒さが1番厳しい季節の筈ですが、既に春の兆しが見え始めています。今年は植物たちも少し季節を早とちりしているようで新芽の膨らみが例年に比べると早いような気がします。

 

大きな空間に庭をつくる

不定期開催になってしまっていて大変申し訳ないのですが、2月1日、2日の2日間で弘匠塾が開催されました。

今回は弊社がいつもお世話になっている高校の敷地をお借りし、そこに作庭をしていきました。

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今回は社会人職人からこの学校の在校生、卒業生、そして私たちというとても多い人数で作業を進めていました。やはりこれだけの人数がいると作業のスピードがとても早く、みるみるうちに石が組まれ地形が造成されていきます。

同時進行で様々な作業が進んでいきましたので、それを取り仕切っている会長の頭の中には既に庭の完成図がばっちりと入っているようです。色んな作業部分から声をかけられても即座に対応されていて、やはりすごい人だ、と改めて感じました。

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飛び石の打ち方から瓦を使った意匠の作成、また石組みや植栽の配置など、様々な要素をこの2日間で多くの人たちが触れることができたのではないでしょうか。

改めて、造園と一括りになっている中にも数えきれない技術が隠されていることを感じます。会長は度々「見えない(表からではわからない)ところの技術を大切にするのがプロの職人だ」と仰っています。

そうした細やかな技術が積み重なって、一つの空間ができていくのだと学びました。

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まだこの空間は完成ではありませんが、地形のアンジュレーション(地面の起伏)が綺麗に浮かび、石の位置などによって空間にメリハリがあることで、これだけでも完成されたお庭のような気がしてきます。

さらにこれから石積みのオブジェが加わり、瓦の意匠も完成し、砂利や芝生が入っていく予定となっています。

こちらのお庭は学校の建物に取り囲まれた空間に位置しており、生徒や先生たちからもよく見える位置に造りました。今後このお庭がこの学校で長く親しまれていくことを願っています。

学び多き2日間となりました。次回の開催も何卒よろしくお願い致します!

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ご興味のある方はぜひご連絡をお願い致します。

投稿者: 松本 友香里

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