2019/04/26

忘れ霜、新たな季節

こんにちは。

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私たちが造ったお庭の木々たちも無事に春の芽吹きを迎えております。こちらはヤマボウシの新芽です。黄緑色が鮮やかで、とても綺麗です。

暖かくなってきたとはいえ、まだ朝晩が少し肌寒いかと思います。晩春の頃に降りる最後の霜を「忘れ霜」と呼び、「別れ霜」とも言います。寒い季節ともお別れをし、どんどん植物が生き生きとする季節になっていくのですね。

 

そんな今週は連休前ということもあり、色々な工事に一度区切りをつけようと、ドタバタとした週だったかと思います。IMG_5068

京都の有名観光地であるここ東山、今週の初めはこちらの工事に入らせて頂きました。ねねの道や清水寺など平日でも人の賑わう場所ですが、やはり朝の人気がまばらな時間帯は京都の味が存分に堪能出来るかと思います。

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こちらの奥のお庭の改修工事に入ります。小さな空間ですが、お庭というのは魅せ方では遠近感も表現できますし、そういうところに楽しさがあると思います。

この大きな瓦もどのようにお庭に取り入れていくのかがポイントですよね。

 

まずは解体作業、建築との兼ね合いで本格的な施工はまだ出来ませんので、下準備に取り掛かります。庭づくりは、石積みや植栽、石貼りなど様々な要素が組み合わさっていくものですが、下準備としての地盤づくりだったり解体だったりとそういった業務も実は本当に重要で、そういった作業は力仕事が多く大変でへこたれそうになるのですが、それがあるから次の作業に繋がるという大切な最初のステップです。

今回も埃まみれになりながらも無事にお庭を綺麗に下準備することが出来ました。

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内装もどんどん変わっていき、次に工事に入る時にはどんな風になっているのか楽しみな現場です。

新生活が始まった皆さんもそろそろ新しい環境に慣れ、季節の移り変わりが楽しめる余裕が出てきた頃でしょうか。私たちも新たなお庭との出会いが多い季節ということもあり楽しみな季節でもあります!

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前回加工していた水鉢も無事に完成しました。これは今回ご紹介した現場で使用する水鉢だったのです。

さて、どんな仕上がりのお庭になっていくのでしょうか。皆様もお楽しみにしていてくださいね! 

投稿者: 松本 友香里

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