近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

日本の美しさを伝えるために

作成者: 松本 友香里|2019年2月28日

こんにちは。

だんだんと日差しも伸びてきて、朝の寒さが和らいできましたね。

道の傍らで、キンセンカでしょうか、沢山咲いていてご近所のお庭が彩り豊かになってくるのを眺めるのが楽しい季節になってきました。

しかしながら私はお庭の仕事に携わっている身でありながらも花粉症でして、外で仕事をするには少し辛い季節でもあるのです。笑

  

そんな私ですがくしゃみは止まりませんが、作業の手も止まることはありません!

今週も入らせていただいているこちらの現場、本当にどんどんお庭が形になってゆきます。

以前ご紹介させていただいたあられこぼしですが、現場で型枠ごとに作ったパーツを繋げてゆき一つの意匠に仕上げていきます。細かい作業になりますが、一つ一つの石を丁寧にはめ込んでいく作業は無心になれる時間です。こうした職人の静かな手仕事によって空間が出来上がってゆきます。

先日は竹の植栽を行い、一気に場が引き締まりました。緑によって落ちる陰影と、そこに控えめに佇む水蛍灯籠が雰囲気を作り上げています。水と竹、そして石。お庭に欠かせない要素が揃ってきて、ぐんとお庭に味が出て来ました。

会長の指示のもと慎重に竹の配植を決めていきます。ただ植えたら良いというものではなく、きちんとその竹の気勢を見極め自然に近い仕上がりを求めます。

まだ土のうが山積みにされていたり、写真では伝わりづらかったりで雰囲気がわかりづらいと思いますが、ぜひ皆様に実際に見ていただきたいと思う空間ができつつあります。

バタバタと日々が過ぎていきますが、泰然自若とした気持ちで日々の仕事に向き合えていたらと思います。