2020/04/03

桜の季節を通り過ぎ

こんにちは。

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近江庭園の近くに立派なソメイヨシノがあり、そちらの桜が現在満開です。本来ならば、お花見をしたりこの陽気に誘われてお出かけをしたいところですが、今が我慢の時期ですね。植物たちはちゃんと季節を巡らせています、来年の春にまた桜に会えることを願って写真だけをパチリです。

 

ひとつの終わりからはじまりへ

先日、3月からずっと入らせて頂いていたお庭の改修工事が終わりました。工期が決まっている中で、職人同士が協力し合い、無事に工事を終えることができました。

冬の間眠っていた植物たちも次々に芽をだし、お庭の中が更に華やかになっていくでしょう。

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石積みの補修からはじまり、石張り、植栽、その他細かい作業を経てお庭が新しく生まれ変わりました。

元々あった石積みを活かし、また高低差のあるお庭の地形も活かして迫力がありつつ、建築の白を基調とした爽やかな洋館の雰囲気を損なわない仕上がりになっているかと思います。

まだ木々が冬枯れの状態ですが、既に新芽はふっくらとしており、開くまであと少しといったところです。若芽の緑が早くこのお庭いっぱいに溢れたら良いなと思っています。

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この日はあいにくの曇り空でしたが、青空に映えるお庭に仕上がったのではないかと思います。

既存で植わっていたハーブや植物たちも少し草姿を整理し、新しくなったお庭に戻して植栽しました。今までここで育っていた植物たちが再びこのお庭を彩る一員として早く馴染んでほしいと思います。

普段はあまりすることのない崩れ積みの工法や乱張りの石のリズムの取り方など、様々な面で学びの多い現場となりました。携われて良かったと思います。

さて、工事は終わりましたが、次からはお庭の成長を見守るメンテナンスのお仕事がはじまります。つくってから放ったらかしではいけません。時を経るごとにより良いお庭になっていくように私たちがずっと管理していく必要があります。

お庭づくりには終わりというものがないのでしょうね。お庭と一緒に自分自身も職人として成長できるように日々真剣に仕事に取り組んでいきたいと思います。

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投稿者: 松本 友香里

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