2021/06/21

石積みの妙

こんにちは。

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日差しが貴重な日が続いていますが、本日が夏至だということに時間が経つことの速さを感じて驚いています。まだ夏本番も来ていないのに、既に冬に向けてどんどん日が短くなっていくなんて、あまり実感が湧きませんね。今日は一年で一番日が高く影が短くなる日です。日差しを浴びることのできる瞬間があれば是非、一番強い日差しを受けて夏を先駆けしてください。

 

再び東京へ…

私たちは実は、さまざまな工事を並行しながら、東京での工事も行っておりました。数名のスタッフが現地へ向かい、石積みの工事に精を出しています。

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奥に深くつくられた建築と、その建築に沿うようにカシの生垣が広がっているこちらのお庭。カシの足元に葉が無く、裏の塀が透けてしまうことを気にしていらっしゃるお施主様からご依頼を頂き、その部分を隠すように石積みをして目隠しをつくっております。

今はオレンジ色のコンパネが目立ってしまっていますが、あれはきちんと最後には撤去して石積みと既存塀になります。

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元々のお庭はこのように足元には何も無かったので、今回石積みが入ることでより建築の重厚感や厳格さが表現できるのではないかと思います。使っている石材も、四国の庵治石を使用し、より厳選した仕上がりになるでしょう。この細い空間に石積みを施工するために、さまざまな試行錯誤を繰り返し、薄い石材を選んだり、石自体を縦にスライスしたりと工夫を凝らしてきました。そのような工夫や技を最大限に活かしこちら工事は折り返しを迎えております。

沢山の工事が並行して走っている中で、こちらのお庭もようやく紹介することができました。私たちの慣れている工種である石積みですが、このような環境でさせて頂くことは中々御座いませんので、また新たな経験としてこちらの石積みを仕上げていけたらと思います。

残りの作業も頑張って行きましょう!

投稿者: 松本 友香里

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