2021/03/12

考えて仕上げる経験

こんにちは。

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椿の花がそこかしこで咲いていますね。自分の浅学さもあるのですが、ツバキの花は種類が物凄く豊富ですので知らない品種が沢山あります。ツバキの世界に一歩足を踏み入れたら、抜け出せないような魅力があるのではないでしょうか…。

 

筋道を立てて作業の工程を考える

先日お伝えしたこちらの現場、無事に完成を迎えることができました。ただいま技術強化中の浦辻を中心に現場を進め、作業の美しさ、効率、それぞれをきちんと考えながら進めてもらえるように周りの先輩職人がサポートしながらの工事でした。

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フェンスも門扉も綺麗になりました。汚かったブロックが、同じフェンスで統一されましたので、空間が引き締まった感じがしますね。

応接間の窓に面していた裏庭もデッドスペースと化していましたが、景石を配して整った庭になりました。一方向に長い空間でしたので、遠近感が出ていて綺麗になりました。室外機なども竹垣化粧などで隠せばもっと格好よくなると思います!家の裏側にも主庭があるように仕上げるのはとても贅沢ですよね、そんな風に敷地の裏側も美しく仕上げて人に喜んでもらえる空間になったことは嬉しいことです。

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ひとつのお庭の中に、やらなければならない作業が沢山あります。一つの空間をつくるために何重もの工程が積み重なっているので、担当になった職人は、どの作業からしなければならないのか考えながら作業を進めなければなりません。沢山の工程を一番スムーズに進めるために頭を常に回転させながら自分も作業していくのは大変なことだと思います。

ですが、大変な中でも無事に現場を完成させたことは、その職人にとって経験や自信になります。次の現場でも、今回の経験を活かし、技術を発揮することが出来れば、職人にとっても会社にとっても、ひいてはお客様にとっても良いことしかありません。

このように経験を積む機会を逃さずに、若手の職人たちがもっとスキルアップできるような環境を整えていけたら良いですね。

投稿者: 松本 友香里

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