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日本の冬の魅力

作成者: 寺下 真司|2020年1月7日

早いもので年があけて、1週間が経ちました。皆さんのお正月休みはいかがでしたか。

ひょっとしたら、休んでいない!!という方もいらっしゃると思います。

私たちは12月は本当にお正月に向けての準備で大忙しだったので、年末年始おやすみを頂戴したのですが、
今年は仕事初めから、新しい現場や、年末に一部天候の都合で完了できなかった仕事にと、初日から動き回ることになりました。

さて、1月6日から小寒(しょうかん)という季節の始まりです。
この小寒が終われば、大寒がくるのですが、「小寒の氷、大寒に解く」という言葉があるように、言葉通りではなく、小寒の方が寒気が厳しくなることがあります。

今年は例年に比べて大寒といえども、1月に入ると冬らしい寒さになり、個人的にはやっと寒くなったなとうれしいながらも、寒い寒いとつぶやいています。

小寒 しょうかん

初候:芹乃栄(せりすなわちさかう)1月6日〜10日頃

→ 十日戎ですね。商売繁盛・金運招福のご利益をいただきに、お参りするのもよいかも。

次候:水泉動(しみずあたたかくをふくむ)1月11日〜15日頃

→ 15日は小正月・女正月と呼ばれます。
    この日に小豆粥を食べる習慣があり、小豆の赤の色が厄災を除くと言われています。

末候:雉始雊(きじはじめてなく)1月16日〜1月20日頃

→ 仲睦まじい雄と雌の姿にあやかり、身近にいる大切な人、家族との時間を大切にすると良いとされています。

七草

ご存知の方も多いと思いますが、1月7日(人日:じんじつ の節句)にこの七草をおかゆにして食べることで病気などの邪気を払い、健康に暮らせるように祈り習慣があります。

この七草 平木が紹介していたように、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・スズシロ・ホトケノザ・スズナですが、特にスズシロはダイコン、スズナはカブのことです。普段呼び慣れない名前だと覚えるのに一苦労しますよね。春の七草は食べることができますが、秋の七草は食べるのではなく、日本特有の自然がもたらす色あざやかな花を目でみて楽しみます。

今は落葉樹は葉を落とし、色取り取りのあざやかさ、生き生きとした緑の躍動感などはありませんが、冬は冬で、寒い寒いといいつつも、寒さの中の静かさや、夜のあかりの風景などを楽しむよい季節だと思います。

これも様々な人を魅了する日本の四季ですね。

 

 

伊勢神宮にて。