今日、5月21日頃からは小満と呼ばれる節気の始まりです。
小満(しょうまん)
小満という意味にはエネルギーに満ち始め、様々なものがめざましく成長するという意味が込められているとか。
*初候:蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)5月21日から25日頃
*次候:紅花栄(べにばなさかう)5月26日から30日頃
*末候:麦秋至(むぎのときいたる)5月31日から6月4日頃
*初候:蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)5月21日から25日頃
ちょうど今は蚕が食べる桑の葉を摘み取る時期。明治時代では皇室でも養蚕が行われ、歴代皇后陛下に受け継がれ、この時期になると、皇后陛下が蚕に桑の葉を与える「御給桑」という宮中行事が行われます。
蚕と桑といえば、およそ10年前に参加させていただいた東京の昭和記念公園でのガーデニングショーの際、しばらくの間住み込んでいたアパートのすぐ横に低く刈り込まれた桑畑を思いだします。もうすぐ10年もたつのかと思うと、時の流れはすごく早いなと改めて感じます。
そのガーデニングショーにてご縁をいただいたI様に先日、お庭の様子についてご連絡をさせていただくと、季節の変化を楽しんでいただいているとのことで、一安心しました。何年か前に撮影をさせていただいたお庭の写真ですが、新緑のおりなす緑の明暗と石のバランスがとても綺麗です。お気に入りの写真の一つです。
こちらのお庭も含め、私たちがデザインするお庭はすべてフルオーダーといっても過言ではありません。デザインがパターン化できればよいのですが、土地の形状、建物の形状、日照条件、排水保水条件、お庭のご利用方法などご依頼をいただく内容は様々で、その都度ご要望・ご予算を加味した上で提案・設計をしています。
ご提案の際、さまざまな方法を使って、完成イメージが伝わるように工夫はし、その一つの方法として、過去の事例を写真などでごらんいただくのですが、一番私たちが伝えたいお庭の空気感は正直伝わりません。
一番わかりやすい方法としてご紹介させていただくのが弊社にあるお庭です。
作ってから50年が経過しました。この50年の時を経て育った庭は特別な空気を感じていただけると思います。
もしこれからお庭づくりをされたいなとご検討の方は、下記フォームよりお気軽にご連絡ください。
随時ご見学を受付しております。
ただ完全予約制ですので、時間に余裕をもって、ご連絡をいただければ幸いです。
余談ですが、先日も中国からのお客様が10数名でご来社くださいました。
これからどのような展開になるのか楽しみです。
こちらのムービーに登場するお庭が弊社のお庭です。*音が出ますのでご注意ください。