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自然の織りなす芸術

作成者: 寺下 真司|2021年1月26日

早いもので1月ももう終わりですね。時がたつのは本当にはやいです。

 

年が明けてから、ある現場にかかりきりで、もう少しで完成です。
こちらの現場は時間との戦いなので、なかなか日々の状況をお伝えできていませんが、
改めてご報告できればと思います。

 

さて昨年末にもお伝えしていたこちらの自然石

 

表面は一切加工をせず、自然の肌のままの状態で使用しています。

 

使う場所により、大きさや厚みもバラバラで、自然の肌のままなので、表面も一枚一枚、
模様、風合い、色などさまざまです。

 

その中でも特に珍しい模様のあるこちらの石材。

よくみてみると、何かの樹木の枝・葉の模様です。

まるで絵のようにくっきりと確認できます。

何百年、何千年前のものかはわかりません!が、石の表面に化石?として残ったものです。

調べてみると、「模樹石(もじゅせき)」と呼ぶそうです。

自然の石だからこそ、こういった材料との出会いも、ある意味、縁ですね。

ご依頼以上のお庭づくりを実現していくためにも、ただ材料を加工して設置するということではなく、
この材料との出会いを大切にし、材料の良さを引き出す技術・審美眼を磨いていかねばなりません。