2021/01/27

自然の織りなす芸術

早いもので1月ももう終わりですね。時がたつのは本当にはやいです。

 

年が明けてから、ある現場にかかりきりで、もう少しで完成です。
こちらの現場は時間との戦いなので、なかなか日々の状況をお伝えできていませんが、
改めてご報告できればと思います。

 

さて昨年末にもお伝えしていたこちらの自然石

 

表面は一切加工をせず、自然の肌のままの状態で使用しています。

 

使う場所により、大きさや厚みもバラバラで、自然の肌のままなので、表面も一枚一枚、
模様、風合い、色などさまざまです。

 

その中でも特に珍しい模様のあるこちらの石材。

庭づくり 恵那石 蛭川石 模樹石 自然石

庭づくり 恵那石 蛭川石 模樹石 自然石

庭づくり 恵那石 蛭川石 模樹石 自然石

よくみてみると、何かの樹木の枝・葉の模様です。

まるで絵のようにくっきりと確認できます。

何百年、何千年前のものかはわかりません!が、石の表面に化石?として残ったものです。

調べてみると、「模樹石(もじゅせき)」と呼ぶそうです。

自然の石だからこそ、こういった材料との出会いも、ある意味、縁ですね。

ご依頼以上のお庭づくりを実現していくためにも、ただ材料を加工して設置するということではなく、
この材料との出会いを大切にし、材料の良さを引き出す技術・審美眼を磨いていかねばなりません。

 

投稿者: 寺下 真司

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