先日ご紹介させて頂きました、こちらの露地。
本日は、完成の模様をお伝えします。
木々や景石、下草や飛石など、
既存の材料に、ほんのすこし手をかけ、最大限に素材本来の魅せ方を生かします。
本来なら苔ですが敷地の半分が屋内ということもあり、
白川砂で敷き均しております。
飛石や延段と、砂利の高さをなるべく均一にすることで、
露地を利用されるご高齢のお客様の足下への配慮となる様に設えました。
道路に面した今回の露地。
筧から満たされる蹲の水音や、木々のざわめきが
茶を点てる空間に、華を添える様に、静寂さを演出してくれます。
茶事も近々、開催予定ですので
その模様もお伝えしようと思います!
どうぞ、おたのしみに。。