2020/03/13

さまざまなお庭の形

こんにちは。

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気候が春めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。早咲きの桜はもう満開を迎えているものもありますね。ピクニックやお散歩したいな、と思うような暖かい空気ですが、世間はあまりそういう空気ではなくて残念です。

ですが、この時期に猛威を奮うインフルエンザは前年比で6割も感染が抑えられているようですね。手洗いうがいの効果がこんなところで出ているようです。

 

お打ち合わせ・新しい現場の作業も

かねてより進めている、こちらの現場。今まで作業には参加できず、現状は写真で確認するのみでしたが、先日やっと自分も現場に行くことができました。

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写真で見ていたより、実際に見る方が断然良かったです。家の中からもお庭を見させて頂きましたが、大きな窓から見える景色には期待が膨らむばかりです。これからまだまだ意匠が加わり、植物の緑がお庭に入ってきたら、お客様だけの特別な、しかしさりげない季節をお届けする空間になるのだろうと思います。

お打ち合わせも済ませ、しばし歓談。会社に帰りさらに準備を整えていきます。

4月からこちらは第二工事が始まります。4月からは完成に向けて進むのみですので、今から暖かい季節が待ち遠しくてなりません。

 

こちらとは全く異なる趣向のお庭ですが、こちらもどんどん進んでいる状態です。

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普段、近江庭園が得意としている石積みとは少し趣が異なる、野面積みのような、でも崩れ積みのような…?の雰囲気の石積みです。こちらの石積みはオーナー様の意向で改修前の雰囲気を大切にするためにあえてこのような感じになっています。

先ほど掲載したお庭の石積みと違ってかなり野趣溢れる仕上がりですよね。石積みと一口に言っても種類が豊富にあり、石の使い方、捉え方で無限に表情を変えられるのがやはり自然の素材だからこそだと思います。

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石積みを改修していくことによってお庭の輪郭がだんだんと姿を現してきましたね。

建築では多く、古い建物がリノベーションされていることがありますが、古いお庭を改修するのもリノベーションの一つですよね。古い良い雰囲気を残しつつ、新しいお庭として生まれ変わるお手伝いを私たちがしていく。このような造園の形も、これからの社会で造園が活躍できる形なのだと思います。

 

新しい空間につくる新しいお庭も、古いお庭を新しくつくり変えるのも、いずれもずっと人々に親しまれる空間に仕上げることは同じです。お庭の形はそれぞれ沢山ありますが、私たちが作り上げるお庭の目指すところは常に同じところにあります。良い空間をつくりあげることを忘れず、お庭に向き合っていけたら良いですね。

投稿者: 松本 友香里

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