2020/07/17

久しぶりの晴れ間に

こんにちは。

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ずっと長い雨が続いていましたが、ようやく晴れ間が見えた週だったような気がします。木漏れ日を久しぶりに見ることが出来て嬉しい気持ちです。

豪雨の被害に遭われた方や新型ウイルスで不安な日々を過ごしている方、沢山おられると思いますが、そういう方々に一刻も早く光が差せば良いのに、と思います。自分も微力ながらできることをしていかなければと気が引き締まります。

 

植栽は空間を変える

今週、植栽だけの現場(厳密には砂利なども敷きましたが)に行ってきました。

先に入ってくれていた職人たちが土や植物の準備をしてくれていたので、私がいった時には植物を配植するところからのスタートでした。

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これらの写真ではこれからこの空間がどうなっていくのか想像できないかと思いますが、それを良い空間に仕上げていくのが私たちの仕事ですよね。

どんな形の樹木にも正面の顔があり、美しい角度が絶対にあります。それを探して配植してあげる技術がお庭づくりには欠かせません。その技術を養うためには、樹木のことを理解する知識と美しさを感じるセンスを養うことが大切です。

体を動かすことが主な私たちですが、勉強や美しいことに触れることも日々していかなければならないことのひとつです。

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そして完成。(お部屋の中から撮影出来たらよかったのですが)いかがでしょうか?ちょうど雲の切れ間から日が差し込んで、樹木の葉が透けとても綺麗です。

お部屋の中から見ることもできるので、外から見るのとは違う眺めが臨めます。家の中のいろんな角度から植物を楽しんで頂けるので、空間を存分に変えることが出来ていますよね。植物たちの有機的な幹の線や日に透ける葉の影は躍動感を感じさせ動きを感じることができます。建築だけでも素晴らしいのですが、そこに植物が入ることによって静と動の面白みが味わえるのですね。

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こちらは今年に入ってから工事させて頂いた物件です。夏が近づくにつれて苔が心配ではありましたが、とても緑が美しく順調なようです。植栽した当時よりも木々や下草が元気に芽吹いているので、とても素敵な空間に育っていると思います。

春から夏にかけて一気に成長したり、冬枯れてしまったり、四季を通して変化を楽しんで頂けるというのが庭の本来の機能だと思うんですね。お客様が常に自然とあって、四季折々の空間を楽しんで頂けるように、私たちはこれからも一生懸命にやっていくしかないですね。

さて、まだまだ工事も進みますし、これからも気を引き締めて取り組んでいきましょう!

投稿者: 松本 友香里

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