こんにちは。
睡蓮鉢のスイレンがきれいに咲いていました。あの泥の中からこんなに美しい花が咲くなんて。「泥中の蓮」「蓮は泥より出でて泥に染まらず」とはよく言いますが、この泥も蓮が育つにおいてはとても重要なもの。植物が育つには土の養分が必須です。泥に目を向けてみる視点というのも大切なのかもしれません。
全国へ植物をおとどけします
いまだ梅雨の明けぬ近畿地方です。外で仕事をしている人たちにとってはこの時期はうまくいかぬことが多くてやきもきする時期なのではないのでしょうか?
そんな雨の中でも近江庭園は現場も事務所もフル稼働でお庭しごとをしております。
朝出社をすると、事務所の中が山野草で溢れておりました。事務所の中が野趣溢れる趣になっております。
これらの山野草は近江庭園のオンラインショップでお買い求めいただいたお客様のもとへと届けられます。四季折々の植物たちが並び、さまざまな植物たちの表情を観察しながら発送の準備をしています。
生き物を送るというのは非常に繊細な作業です。どんな道でお客様のもとへ届くのか、どんな方が届けてくれるのかは我々にはわかりません。誰に届いても植物たちが折れたり倒れたりしない梱包を心がけています。これだけやっていれば大丈夫だろうと思っていても、もうひとつ丁寧に梱包を、と念には念をいれ作業しているのです。
この梱包作業をしていると気づいたら夕方になっています。翌日にはお客様のもとへ届いているかもしれません。担当の上坂も梱包作業を終えると達成感があるようで、雨の憂鬱さも忘れて取り組んでおります。
お客様のもとへ届いた後も、きれいに育っていきますようにと思いながらの、雨の日仕事です。
あと少しの梅雨を乗り切っていきましょうね。