近江庭園のお庭トーク | お庭づくりに技術と情熱を込める庭職人のストーリー

気合を入れて臨む!

作成者: 松本 友香里|2019年2月21日

こんにちは。

ご近所の蝋梅が美しく思わず目を奪われてしまいました。青空によく映える黄色の花、これだけ咲いていたらとても豪華に見えますね。

私たちは今週から本格的にとある現場に入っております。とても大きなプロジェクトの一つでして、何しろ規模が大きいです。

私が職人として働き初めてからここまでの規模のお庭造りは初めてかもしれません。上の写真は建築内部の中庭になるのですが、ガラス張りの大きな空間になっており、頭上は全て吹き抜けになっています。またこちらの他にもお庭のスペースが二箇所あり、敷地に合わせて三箇所のお庭を作ることになっています。

以前のブログでも記事に書いております、こちらの現場ですね。→ 🌟 🌟

事前の打ち合わせや準備を入念に重ね満を持しての新しい現場ですので、職人みんなの士気も高まっていました。

建築と並行しての工事となっていますので足場が不安定な中でしたが、職人一丸となって大きな景石を搬入していきました。体力的にも疲れますが、周囲に気を配り、事故のないよう慎重になっていますので一つの石を運ぶごとにどっと疲れているという感じです。

大きな景石、庵治石の水鉢、平等院灯篭、銀閣寺型の手水鉢…、様々なものがこれからこの空間でどう庭の要素として輝いてくるのか、私にもまだイメージしきれないところがありますが、皆様にも是非楽しみにしていてもらいたいと思っています!

窓から見えるお庭など、まだまだ盛りだくさんです!乞うご期待。