2019/06/26

何事にも変えられない時間と価値

まだ梅雨入りしませんね笑。この記事を書いている今日もいいお天気です。

九州地方によっては、梅雨入りが過去最遅という記録を更新しているとか。。

今年の夏はどうなるのでしょうか。

 

梅雨入りはしなくても、暦は日に日に進みます。

夏至(げし)

ご存知の通り、昼の長さが1年でもっとも長いとされる時期です。夏に向けて、日に日に暑くなり、気温は上昇していくのですが、反対に日照時間は冬に向かい、だんだんと短くなってきます。夏至は特別な日として、北欧やヨーロッパではお祭りも行われたりしています。

初候:乃東枯 なつかれくさかるる 6月21日から26日頃

次候:菖蒲華 あやめはなさく 6月27日から7月1日頃

末候:半夏生 はんげしょうず 7月2日から6日頃

乃東枯 なつかれくさかるる

夏の日差しを受けて、草花が生い茂る中、その周囲に逆らうように夏には枯れてしまう花のことを、乃東(だいとう)といい、ウツボ草のことです。冬に芽を出し、初夏に紫色の花を咲かせたあと、枯れてしまいます。

別名を夏枯草(なつかれくさ、かこそう)とも言います。ウツボは靭と書き、昔武士がやを持ち歩いていた長いカゴのことで、冬に作花の形がこのカゴに似ていることから名前がつけらたようです。

トマトの美味しい季節

話は変わりますが、この季節はトマトが美味しい季節です。地元の農家さんで完熟トマトを上手に作られるので、毎年この時期が楽しみです。我が家の小さな農家さんも幼稚園でトマトの苗を植え付けし、毎日様子を観察して、幼稚園に出発しています。なぜか、リリコさんと名付けれたトマトさん。名前の由来は不詳です。

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京都のお団子屋さんのお庭を作らせていただきました。もともと玄関を入った正面に位置していたのですが、その場所を今回、お店の全面的にリニューアルに伴い、お庭もまったく違う物にさせていただきました。

松本のブログでもお伝えをさせていただいたお仕事なのですが、お店の中に入ったとき、小さな空間でも緑豊かな空間・スペースがあると、少しほっこりするのは誰でも同じだと思います。

こちらのお庭も出来たばかりで、灯篭など一つ一つのものがういういしい、感じがしますが、時間の経過とともに味がでて、単に古くなるのではなく、深くなるお庭になっていくと思います。

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可能な限り天然の素材を

私たちが庭づくりをさせていただく上で、個人のお客様、今回のような店舗のお客様にかぎらず、可能な限り天然の素材にてご提案をさせていただきます。というのも、上に書いた通り、既製品はただ古くなるばかりです。古くなった先には交換され、また新しくなるというサイクルが生まれるのですが、そうではなく、古くなるのではなく、深くなり、時間とともに育つ空間・お庭を作らせていただくことで、何事にも変えがたい時間と価値が生まれると私たちは考えています

今既にお持ちのお庭の中で、配置や配置する際の高さ関係など、少し手を入れて上げることで、全く違うお庭になることを私たちは身を持って体感しています。今あるものを可能な限り使い、受け継ぐべきものは受け継ぎ、育てていくお手伝いができればと考えています。

こちらは、石を手作業にて彫刻された灯篭です。今ではこのような細かい作りの灯篭に出会う機会は少なくなってきましたが、この灯篭も再度どこかで活躍する場所を見つけられたらいいなと思います。

お庭があるんだけど、どうにかしたいんだけど、どうしたらいいのかわからないとか、お医者さんではないけど、セカンドオピニオンのように意見を聞きたいんだけど、、といったことがありましたら、お気軽に問い合わせフォームまたは、お電話にてご連絡ください。

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投稿者: 寺下 真司

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