いたるところで、樹木の紅葉が本格的に始まってきました。
みなさんの周りの、今年の彩のご様子はいかがですか。
黄色に赤色に様々な彩を見せる季節ですね。コロナ禍ということもあり、可能な限り密集にご注意いただきたいですが、冬までのしばしの時間を楽しんでいただきたいです。
また秋はみのりの季節ですね。
先日あるお客様にて、お庭の様子を見に、伺ってきました。
そのお庭に、どんぐりの木が植えてあり、ちょうどどんぐりが地面に落ちていました。
ちょうどその時に、お子さんが「どんぐり」おちてる！！といって喜んでいる姿がとても印象的でした。
お庭があることで、身近なところに自然を感じる場所があることで、忙しい日々では忘れがちの小さな日々の変化が豊かな気持ちにさせてくれる。
ひと昔では普通だったことが今は、とても特別なものになりつつあるのでしょうか。。
樹木を植えたり、花を植えたりすることが私たちの仕事ですが、その先には必ずお客様や、その場所を訪れる方がいらっしゃいます。そのことを常に忘れずに、目の前の仕事をただ一生懸命に取り組んでいきたいです。
さて、私たちのお仕事はお店のお庭づくりだったり、個人のお客様のお庭づくりだったりと、お庭づくりの背景は様々です。今回新たにあるお寺の一部分について相談したいとのことで、話を伺ってきました。
こちらの鐘楼。大きさという点からも非常に立派に作られているのですが、特に足下の石積みが素材の良さをいかし、がっちりと作られており、とても印象的でした。
具体的な計画にうつっていくわけですが、この鐘楼の迫力・重厚感・歴史に調和した空間にする必要があり、
単純に古くなるのではなく、新たな歴史を刻み、深くなるようことがとても大切です。どのようになるか、楽しみです。
