今日は滋賀県湖南市での研修に行ってまいりました。
ズバリ内容は、ウツクシマツ!
みなさんご存知でしょうか。
このウツクシマツ、国の天然記念物にも指定されており、湖南市平松というところでは、
このウツクシマツが約200本ほど自生しているところがあります。
ウツクシマツとは、アカマツと同じような木なのですが、樹形が異なり、また最近の研究により、
アカマツの劣性遺伝によってできることから、別の名前で区別されています。
赤松の樹形は、地面から一本の幹が天に向かって伸びていくのが通常ですが、
このウツクシマツは下の写真のように、地面から何本もの幹がでて(株立ち)育っていきます。
下の写真は、10m以上もある大きなウツクシマツです。
昔の人は、このウツクシマツを、
「男松(黒松)にあらず、女松(赤松)にあらず、これ神木なり」
というほど、御神木として守られています。
場所は少しわかりにくいですが、ぜひ一度いってみてください。