9月も終わりに近づき、日に日に過ごしやすくなっていますね。
時折台風などの影響で蒸し返す日もありますが、秋が深まっています。
9月が終わると、今年も残すところあと3ヶ月。
自宅に届くチラシの中におせち料理のチラシを見つけて、なんとまぁ気の早いことだなと思いました笑。
でも3ヶ月という時間はあっという間にすぎていきますね。
秋分
春分と同様に、今の季節は昼と夜の長さがおおよそ同じになります。またこの秋分をはさむ前三日、後三日を合わせた合計7日間を「彼岸」といい、先祖を偲ぶ日とされています。
彼岸の由来は、海の向こうにあると考えられた浄土。昼と夜の長さが同じになるこの季節に、太陽が真東から登り、真西に沈むことで、真西に阿弥陀様の西方浄土があるという信仰から、西に沈む太陽に礼拝したのが始まりとされています。
初候:雷乃収声 かみなりすなわちこえをおさむ 9月23日〜9月27日頃
次候:蟄虫坏戸 むしかくれてとをふさぐ 9月28日〜10月2日頃
末候:水始涸 みずはじめてかるる 10月3日〜10月7日頃
ロシアの次は中国へ。
技能五輪国際大会(ロシア)が終わり、一安心していたところですが、急遽ご招待をいただき、今度は中国の昌邑(しょうゆう)という町で行われた競技大会に参加しています。詳しい模様は後日お伝えでればと思いますが、日本とは比べ物にならないぐらい広い中国の位置としてあまり聞きなれない場所ですが、地図でしらべてみると、ちょうど上海と北京の間に位置する町です。
今回の競技大会の目的は中国国内の有望な選手を発掘し、ロシア大会の次は中国 上海で行われる予定の技能五輪国際大会(World Skills in 2021)に準備を始める、選手を強化していく目的と、世界各国から選手を招待し、国同士の交流を深めるために中国側が企画・開催しました。
以前もお伝えしておりましたが、World Skillsという大会は23歳以下の若い職人(造園職種は2人1チーム)により、制限時間内に与えられた図面通りにいかに正確に作れるかを競い、点数がつけられます。この23歳という年齢制限が大きな条件となるため、だれでも参加できる訳では無いのですが、意欲的な若い職人にとっては、何事にも変えがたい経験となるため、よい機会だと思います。
弊社からは2015年にブラジルサンパウロ大会、2019年にロシア カザン大会に参加させていただきました。国を代表する選手として選ばられると、日常の仕事をせずに、毎日大会に向かって練習をすることになります。選手はもちろんですが、会社としてもいろいろな意味で覚悟を決める必要があります。そしてほぼ1年間と長期間におよびます。ですが、可能な限り、若くて意欲的なスタッフに少しでも経験の機会を用意し、いい職人に少しでも近づいてほしいといつも思っています。
時間もかかりますし、簡単なことでは無いと思いますが、庭づくりという仕事を通して、ご依頼をいただく方々の暮らしを豊かにし、同時に仕事をする私たち一人一人が、自分の人生を豊かにできるような会社になっていきたいと思います。
今回の昌邑(しょうゆう)で開催された競技大会の会場に大きく掲げられた2人の写真です。