2015/07/05

植物に水をやる

ブログを始めて第・・・ この出だしはもうやめます。

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、植物とともに“お世話”という付録をお客様にお届けします。というお話を昨日述べましたが、植物の基本的な“お世話”に「水やり」があります。

今日は、その「水やり」について、すこしお話ししたいと思います。

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★テレビボードの脇に飾った ニワゼキショウ(庭石菖)

・花期・・・5月〜6月
・花の色・・・紫 と 白 がある
・花の直径・・・1㎝に満たない程度
・草丈・・・10㎝〜20㎝

「水」は植物にとってとても大切なもので、たっぷりやるのが基本です。植物はよって性質・性格が違い、乾燥を好むものは水をやりすぎると枯れてしまうということも少なくありませんし、逆に水を切らすとすぐに弱ってしまうような植物もあります。

また、同じ種類の植物でも、お庭に植わっているもの(地植え)と、鉢植えのものでは、水やりの気の遣い方が少し違ってきます。

鉢植えは土が乾燥しやすいので、地植えよりはずっと頻繁に水やりが必要になってきます。そのかわり、水をやる量そのものは鉢内さえ水が浸透していばよいのでお庭の地植えに比べればずいぶんと少なくてすみます。

そんな植物の顔色の悪いのにある時気がついて『しまった!』と、じゃんじゃん水をやってもすでにその植物は回復する体力をなくしてしまっているので枯れる一方です。

植物が水を吸収するところは、「根っこ」であることは誰もが知っていることですが、葉っぱからも水分を吸収することをご存知でしょうか? そうなんです 葉っぱからも水を吸うんです。庭木や外に置いてある鉢植えの植物は、夜露(よつゆ)がおりてきて葉っぱにつくことによって随分と水分を摂ってます。

軒先あたりの植物をよく観察してみるとそのことが理解できます。雨降りの水は土の中を浸み入って、軒下の雨のかからない植物も水分を得ているにもかかわらず、軒内の植物は軒外と比べると著しく成長が貧弱です。それは、軒内の植物は全く夜露がかからず、軒外側の植物は毎夜のように夜露がかかっているからです。

夜露をもらっているか、もらっていないかの差が成長に大きく関わっているのです。

夜露は雨ほどの水分量がないので、土の中を横に浸透しません、また雨のように斜めに降ることはなく、まっすぐ真下に降りるので、軒先のラインを境に植物の生育がはっきりと違ってきます。

夜露は植物の葉を濡らし水分補給に欠かせないのです。

ですから、水切れしやすい暑い夏場は早朝や夕暮れ時に、庭木(植物)の葉っぱに水をかけるのはたいへん有効な手段です。(※注意!! 日中に葉っぱに水をかけるのは、NGです。葉が日光によって焼けて弱ってしまいます。)

これを、『葉水(はみず)』と呼んでいます。

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、ただいまリニューアルオープンの準備中です。

8月下旬リニューアルオープン予定です。

よろしくお願いいたします。

投稿者: GardenPorter

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