2015/07/20

ガーデニング初心者のワンポイントアドバイス 〜水やり編〜

 今回は、植物・お庭(ガーデニング)の水やりについてお話ししたいと思います。

 

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★先日設置したプランター植栽(SOU・SOUにて)

  クロチク と オカメザサ(足元)

 

 今日、中国地方、近畿地方、東海地方で梅雨明けし、これからは晴天続きの暑い夏の季節です。ガーデニングを楽しんでいる方にとってこれからは本格的な水やりの季節になりますね。

 

 

 植物は、光と空気と水と適度な温度が必要で、そのうちの光と空気と温度については自然の恵みによって与えられているので、薄暗いお部屋に置かれている鉢植え植物などでない限りほとんど気にかけなくていいでしょう。ただし、残りの水やりについてはこの時期は要注意です。

 特に注意しないといけないのは、根っこがまだ充分に張りきれていない1年未満に植えた植物たちで、この植物たちには特に多めに水やりをしてください。

 

水やりの時間帯

 暑い夏場(9月の初旬ころまで)は、朝と夕に水やりすることをお勧めします。朝夕ともに涼しい時間帯が好ましく、朝であれば気温が上昇する前の6〜8時頃、夕方であれば日没前後くらいの時間帯がいいでしょう。

 

水やりの量

 基本的にはたっぷりと水やりをしてください。鉢植え植物なら鉢底の水抜き穴からチョロチョロっと水がでてきたらO.K.です。お庭に植わっている地植えの植物は、土の表面がカラカラに乾いていたら、高さが3mくらいでバケツに4杯前後、2mなら3杯前後、1mなら2杯前後、50㎝なら1杯を目安に水やりをするといいでしょう。これを朝1回、夕方1回です。

 水やりを終えた後で、スコップで掘ってみて深さが10㎝以上水が土にしみていないとやり足りていないと思ってください。

 お庭の土の状態を見て、昨日の水やりによって土が湿っているようであれば、少し量を加減してもいいです(7割くらい)。

 

土の状態

 お庭の土の状態が固ければ、水が地下に浸透しにくく、水やり作業の効率も悪くなります。その場合は土質が柔らかくなるように、有機肥料を冬の時期に土に混ぜ込み、水の浸透しやすい環境を作ってあげましょう。夏場に有機肥料をやると発酵時に大変臭くなりますし、コバエ等も発生します。タテヤマユーキという土壌改良剤を混ぜ込むのも効果があります。

 ちなみに、無機質の化成肥料をやり続けていると土は次第に固くなる傾向にあります。

 

蒸発抑制

 一生懸命に水やりをしたのに、日中の厳しい日差しによりみるみるうちに土の表面が乾燥してしまうという場合は、袋入りのバーク堆肥という樹皮堆肥がホームセンター等で売っていますので、それを厚さ3㎝くらいで敷きならすことで、水やりをした水分の蒸発抑制効果を得ることができます。

 

 暑さ寒さも彼岸までと昔から言います。9月のお彼岸を過ぎると水やりもひと安心です。

 

  さぁ、水やりがんばるぞ〜

 

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 よろしくお願いいたします。

投稿者: GardenPorter

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