夏休み企画! 植物の炭をつくろう。 すばらしい夏休みの宿題ができちゃう。
★松ぼっくりの炭(花炭)
少々形が美しくないですが自作しました。
私は、数年前の近江花緑(かりょく)公園というところで開催されていた家族参加型体験学習で炭焼きの体験をしました。その時の炭焼きは本格的な炭焼き釜で丸一日から二日間ほど窯に火をおこし続けて炭を焼く(つくる)という一個人で楽しみでまた焼こうなんて考えはまるっきり浮かんでこないイメージでした。でもその炭焼き体験で面白いものを見せてもらいました。それは、松ぼっくりをそのまんまの形で炭にしたものです。みごとにあの茶色い色の傘が開いた松ぼっくりがただただマットな感じの真黒な炭に変身してるではありませんか。
とっても美しく、綺麗で、おしゃれな感じです。タンスの上の置物におススメ。また、炭なので消臭効果もあります。綺麗で、しゃれてて、消臭もする・・・すぐれものです。これを花炭と言います。
今日は、この花炭を簡単につくる(焼く?)方法を、ご紹介します。
お庭や、野山で採取した植物、木の実(どんぐり)などで花炭づくりをしよう。
用意するもの
- 蓋のできるカンカン(缶)
せんべいやおかきの缶・海苔の缶 などでよい。
- 釘(長さ5㎝前後)1本
- 金槌(かなづち)
- 針がね(3mもあれば充分 缶の大きさにもよります)
- 薪にする木や古新聞)
- レンガ(なくてもよい)
作り方(焼き方)
- 缶の蓋(ふた)に釘と金槌で1〜2箇所穴をあける。
- 缶の中に炭にしたいものを入れる。(松ぼっくり、葉っぱ、竹、などなど こんなものも炭になるかな?というものもぜひチャレンジしてみよう。)
- 缶の蓋をして、針金で十字に蓋がはずれないように縛る。
- 薪に火をつけて、その上の缶を置く。缶が大きい場合はレンガをコの字に3方に置いて、五徳(ごとく)のようにする。その上に鍋を火にかけるようにレンガの上に置く。薪は缶の真下にくべる。この時の火の強さは、缶が炎に包まれる程度。(結構強い火です)
- ④の状態で、20分から40分火を焚(た)き続ける。この時、①で穴をあけたところから、煙が出てくる。穴から煙が出なくなったら火を消すか、缶をそおっと火からはずす。乱暴にすると中の花炭が壊(こわ)れてしまうので注意してください。
- 缶が自然に冷めるのを待つ。
- 冷めたら、蓋(ふた)をあけて、壊(こわ)れないよいにそおっと取り出す。
ハイッ かんせ〜
じょうずにできたかな?
※火を取り扱うので必ずおうちの人(お父さんやお母さん)に手伝ってもらってやりましょう。火の後始末には十分気をつけてください。
火をつけている間はその場から離れないでください。
消火用の水バケツの用意を忘れずにしてください。
缶は熱くなっていますので、冷めたかどうかは慎重に確認しましょう。
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