みなさん、今日は７つのポイントのうちの最後の7つ目のポイント 既存の構造物をお庭に馴染ませようというテーマでお話しします。
★ワレモコウ（吾亦紅、吾木香）
学名・・・Sanguisorba officinalis L.
草丈・・・70㎝〜1ｍ
花期・・・7月〜10月
多年草
お庭によくある既存の構造物
既存の構造物とはどういうものなのか次に挙げてみます。
・雨水桝（ます）、汚水桝、会所桝
・水道メーター、ガスメーター
・排水側溝
・エアコンの室外機
・物置き
などです。
どちらのおうちにもあるものですね。そして、たいていの場合はガーデン用品やグッズ、お庭のアイテムでもないのにお庭の景色の一部となってしまっています。
他の場所に移動したり、移設することも容易にはできないし、必要な設備なのでまあ仕方ない・・・というふうになっているのでしょうね。
たしかに仕方ないと思います。
でも、これらの既存の構造物がお庭の景色の中になかった場合をイメージしてみてください。あるよりは、ない方がお庭がうんとキレイに見えます。
移動したり、とり除いたりしなくても、囲いやカバーをすることで目に映らなくすることができます。
例を挙げてみましょう。
例Ａ
★ビフォー
★アフター
この例は特に大きな会所桝とマンホールなので、竹をシュロ縄（黒に染めたもの）で編んで井筒の蓋風にしました。庭の景色の中で目にはいいてほしくないものがお庭のアイテムのひとつとなったパターンです。
例Ｂ
★ビフォー
★アフター
これは、どのおうちにもある雨水桝です。玉石を敷きつめることで、カバーできます。もちろんお庭の表面配水（雨水）の機能を損なうことなく、お庭の景色の一部となりました。
例Ｃ
★ガスメーターです。（ビフォー）
★竹垣（御簾垣）でカバーしました。
奥の右の方のところが仕上がり部分です
★反対の方向からの撮影です。
★毎月のガス使用量（メーター）確認窓です。
開け閉めができるようにしてあります。
上の方の黒いひもみたいなのがついているところがのぞき窓です。
下の窓は、施工途中です。
大きなガスメーターだったのでカバーするのが結構大がかりになりました。スッキリとおさまりキレイなお庭になりました。
まとめ
ちょっとした気持と工夫で、ググッとキレイなお庭に様変わりしますよ。
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