秋も深まるこの季節、だんだんと冬が近づいてきました。
朝晩の冷え込みに身震いを覚える今日この頃ですが、いったい植物たちは大丈夫なのでしょうか?
いくら耐寒性の強い宿根草といえど、根に霜があたれば弱ってしまい、やがては枯れてしまう恐れがあります。
せっかく春に芽を出すのを楽しみにしていたのに、そんなのあんまりですよね。
そこで今回は、簡単に手に入るアイテムを使って、霜から植物を守る方法をお教えします。
霜よけ対策
鉢ものであれば屋内など、霜の当たらない場所に移動すれば済む話しなのですが、地植えの植物は難しい場合が多いですよね。
宿根草を冬の休眠期に移植するのは問題はないのですが、株数が多かったり、地中深くに強く根を張っている場合は、いちいち掘り起こすのは一苦労です。
たくさん植えているお宅であれば、もう家の中に避難させるスペースがない!なんてことにもなるかと思います。
そこで霜よけ対策におすすめなのがマルチングです。
マルチング (Mulching) とは、畑の表面を紙やプラスチックフィルム等で覆うこと。被覆資材の種類や被覆方法によりさまざまな効果が得られる。
※wikipediaより引用
よく畑に黒いビニールが被されていますよね?ああすることで土の状態をよくしたり、作物への負担を減らしているわけですが、それをガーデニングにも応用しようというわけです。
などと大層なことを言いましたが、単純に植物の根元付近を覆って霜の発生と土の温度の変化を抑えます。
さあ、そこでなにでマルチングするかが問題になるのですが、一番手頃なものを挙げるならそれは「落ち葉」です。
落ち葉を集めて株元に敷きつめるだけで充分マルチングになります。
しかし強い風が吹けばたちまち飛ばされてしまうので、なにか袋に落ち葉を詰めて、地面に固定するといいです。これだけで立派な霜よけになります。
でもそれじゃ見た目がなあ・・・というかたは、少し値は張りますがパークチップがおすすめです。
ホームセンターに行けば普通に売っていると思います。
樹皮でできているので見た目もいいし、突風でも吹かない限り飛ばされないはずです。おまけに撒くだけなので手間もいりません。
さあ、もうこれで霜なんか怖くありません。
心おきなく冬のガーデニングを楽しみましょう!
記事・・・飛田亮
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