ここのところの急激な冷え込みで、滋賀・京都の紅葉もついに見納め時が近づいてまいりました。
見ごろを迎えたほとんどの樹木が色づき終わって落葉しているわけですが、今回紹介するメタセコイア並木は丁度今、見ごろを迎えています。
例年なら色づくのがもう少し早いそうですが、今年は気候の関係で遅かったようです。
「ただ街路樹が紅葉してるだけでしょ」とお思いの皆さん。きっと想像をしのぐスケールと美しさですよ。
というわけで今回は滋賀県で有名な紅葉スポット、メタセコイア並木をレポートしていきます。
いきなりやってきました。メタセコイア並木です。
車で道路を走ってるといきなり現れるので、その感じを出してみました。
着いたのは朝の9時過ぎでしたが、すでにたくさんの人でいっぱいです。
鮮やかなオレンジ色に色づいたメタセコイアが、道路を挟んでずらーっとならんでいます。
これを人は「並木道」と呼びます。
その距離は2.4kmにおよび、約500本ものメタセコイアが植えられています。
一本一本が凛として美しく、整然と立ち並ぶ光景はまさに圧巻の一言です。
樹高はざっと10m以上あり、幹も太く立派です。
これ程までに並木道らしい並木道は始めて目にしたのですが、これぞまさしく並木道中の並木道だと思います。
それもそのはず、メタセコイア並木は「新・日本街路樹100景」に選ばれています。
葉っぱは対生した針葉です。
実は日本において落葉する針葉樹の種は数少なく、メタセコイアの他にカラマツ、ラクウショウ、イチョウくらいしか普段目にするものがありません。
どうでもいいですがイチョウが針葉樹に分類されるのって納得いかないですよね。
側溝には大量の落ち葉が。どんどん積もっていくのでしょう。
職業柄掃除が大変そう・・・と思ってしまいました。
かなりピンボケしていますが、枝の先端に可愛らしい丸い蕾がたくさんなっているのがわかりますか?2〜3月頃に開花するのだそうです。
少し外れた所からみても綺麗です。
ちなみに周りは栗畑になっていて、のどかな風景が広がっています。
遠くに見える雄大な山々ともマッチしていて、壮大な景色を味わえます。
以上、メタセコイア並木レポートでした。
恐らく今がピークなので、気になった方はぜひ足を運んでみてください。
記事・・・飛田亮