本日も新着商品がいくつか入荷しております。
今回入荷したのは
・フウリンダイコンソウ
・フジスズムシソウ
・ニリンソウ
・姫ヒダカソウ
・斑入りミセバヤ
・ボタンキンバイ
・ヤエユキワリコザクラ
の計7点の草花たちです。
お花が見ごろの綺麗な山野草からマニア受けするユニークなものまで揃い踏みとなっております。
この中から、今回はフウリンダイコンソウとフジスズムシソウについて紹介していきます。
フウリンダイコンソウについて
- 学名・・・Geum rivale
- 属名・・・バラ科ダイコンソウ属
- 別名・・・ゲウム・リバレ
- 花色・・・淡いピンク
- 花期・・・5〜6月
- タイプ・・・多年生宿根草
特徴
大根と葉の形が似ていることから名づけられたフウリンダイコンソウ。
しかし大根の野太い印象からは想像もつかない花を咲かすのがこの山野草の魅力です。
春になると花茎を伸ばし、淡いサーモンピンクをした小さな花を咲かせます。
花は小さな鐘のような形をしており、うつむいて咲くのがなんとも愛らしいです。
丈夫な性質をもっていますので手間がかからず、株も徐々に大きく成長してくれます。
あまり主張しすぎない控えめの色なので、寄せ植えや花壇でも他の花とも合わせることができ、影で大活躍してくれることでしょう。
原産地
北米、ヨーロッパ〜中央アジアに広く分布しています。
湿った草地や湿地帯を好みます。
育て方
とても強健な植物で、日当たりと風通しのいい環境を好みます。
いくら強いとはいえ夏場の直射日光を直に浴びると弱ってしまう恐れがあるので、半日陰で管理したり遮光してあげるといいです。
また、夏期の水切れには注意してください。
フウリンダイコンソウ(風鈴大根草) / 滋賀県から山野草とガーデニンググッズをお届けする通販専門店 Garden Porter
フジスズムシソウについて
- 学名・・・Liparis makinoana
- 属名・・・ラン科クモキリソウ属
- 花色・・・淡い茶褐色
- 花期・・・5〜6月
- タイプ・・・多年生宿根草
特徴
鈴虫の声にしんみり聞き入るにはまだ早いこの季節ですが、見つけました、スズムシ。
今にもリンリンと声がしてきそうですが、残念ながらこれは本物ではなく花だというから驚きです。
このフジスズムシソウは、春になると透き通った茶褐色のスズムシのような花を咲かせます。
この落ち着いた色合いといい郷愁を誘うスズムシの姿といい、日本人の琴線にビシビシ訴えかけてくる魅力的な山野草です。
原産地
富士山麓周辺に特産するスズムシソウです。
他のスズムシソウと比べ、全体的に大型で花色や花の大きさのバランスがいいのが特徴です。
育て方
正直にいって育てる難易度は高く、中級者以上向けであるといえます。
湿度の管理が非常にシビアで、湿度が高いと新芽が腐ってしまったり、逆に低いと葉が枯れてしまいます。
水やりをする際は葉に水が当たらないよう、株もとに水が溜まらないように注意し、風通しのいい多湿の環境で管理しましょう。
また暑さや直射日光を嫌うので、明るい日陰で管理し夏期は遮光してあげます。
育てるのが難しいと言われているからこそ、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
フジスズムシソウ(富士鈴虫草) / 滋賀県から山野草とガーデニンググッズをお届けする通販専門店 Garden Porter
以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。
記事・・・飛田亮