2016/04/28

☆新商品入荷☆色鮮やかな花を長く楽しめる山野草「シキザキヤマブキソウ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・フウリンオダマキ

・白花フウリンオダマキ

・ミヤマオダマキ

・オトメフウリンオダマキ

・オオバナオトメフウリンオダマキ

・四季咲きヤマブキソウ

・ユキモチソウ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中から四季咲きヤマブキソウとフウリンオダマキについて紹介していきます。

 シキザキヤマブキソウについて

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  • 学名・・・Chelidonium japonicum
  • 属名・・・ケシ科クサノオウ属
  • 別名・・・クサヤマブキ
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・4〜10月
  • タイプ・・・多年生宿根草

 特徴

低木のヤマブキと花の色かたちが似ているため混同されがちですが、本種は完全な別種でケシの仲間に分類される草本植物です。

四季咲き性なので、春から秋まで黄色い花を繰り返し咲かせます。

秋になると地上部を枯らし、塊根の状態で休眠し冬を越します。

葉や茎を切ると出てくる汁は有毒なので、誤って口にしないよう気をつけてください。

 原産地

本州から九州にかけての樹林に自生しています。

樹林の中でも明るい場所を好み、群落を形成していることが多いです。

野生種は減少しており、絶滅危惧種に指定される場合もあります。

   育て方

日当たりは日影〜半日陰を好みますが、春の生育旺盛な時期は十分に日光を浴びせると丈夫な株に育ってくれます。

ずっと暗い日陰で管理していると株がひょろひょろとした姿になってしまうので注意しましょう。

梅雨を過ぎたら明るい日陰で管理して、強い日差しによる葉焼けを防ぎましょう。

少々湿った土壌を好みますが、夏に水をやりすぎると過湿になって根が腐る場合があるので気を付けます。

水はけのいい用土に植えてあげるといいです。

 フウリンオダマキについて

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  • 学名・・・Aquilegia ecalcarata
  • 属名・・・キンポウゲ科オダマキ属(ヒメウズ属)
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・・多年生宿根草

 特徴

この時期人気の花の1つに挙げられるオダマキですが、本種フウリンオダマキは一味違った雰囲気を楽しむことができます。

通常のオダマキと同じく、春になると長く伸ばした花茎に薄紫色の花を風鈴の様にうつむいて咲かせます。

普通オダマキには花の付け根に距(きょ)と呼ばれる角の様に飛び出した部分がありますが、フウリンオダマキにはそれがなく涼やかな雰囲気を感じます。

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/igai_7080/11274712.html

 原産地

中国の四川省やチベットなどに自生しています。

標高1800〜3500メートルの草原や灌木帯に生息しています。

 育て方

乾燥を嫌うので、年間を通して表土が乾いたらたっぷりと水をあげてください。

暑さで弱ることがあるので、夏期は風通しのいい明るい日陰で管理します。

冬季は地上部が枯れた状態で休眠し越冬しますが、霜や土が凍ると根が傷むので土の上に藁を敷くなどマルチングしてあげるといいです。

以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

投稿者: GardenPorter

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